hanaraviとは？インビザラインとの違いや費用・治療期間を紹介

歯列矯正では、自分に合った治療法を選択することが重要です。ここでは歯列矯正治療の中でもhanaraviという方法に関して、治療の特徴やメリット、費用、治療期間、どんな人に適した治療法なのかを解説します。歯並び改善治療を検討している方は参考にしてください。

hanaraviとは

複数の専門医が矯正プランを作成

hanaraviは、大学病院での勤務経験者をはじめとする複数の矯正専門医がカウンセリングから立ち会うマウスピース型の歯並び矯正治療です。日本矯正歯科学会から認定を受けた専門医たちが複数人で治療計画を作成するため、どんな症例にも柔軟に対応できます。

矯正治療を進める中で「当初のイメージと違う仕上がりになった」という事態を防ぐために、初回診察の結果と患者様の予算に基づいて1週間ほどかけて慎重にデザインしています。

初回診療以降は通院の必要なし

hanaraviの特徴としては、通院頻度の少なさも挙げられます。特別な処置が必要でない限り、初回の無料カウンセリングと診察以外はクリニックに足を運ぶ必要はありません。矯正治療に必要なマウスピースやチューナーは毎月自宅に届けてもらえるため、忙しい人でも気軽に治療できます。

治療中に質問や悩みが出た場合には、LINEアプリで簡単に担当医まで相談できるサポートも用意されています。

インビザラインとの違いは、治療の手軽さ

hanaraviは従来のマウスピース矯正と同様の透明なマウスピースを用いた矯正治療ですが、インビザラインよりも手軽に治療を始められる点が異なります。インビザラインは一般的に1年半〜2年ほどの期間をかけて歯並びを改善する治療で、費用相場は100万円前後です。

一方、hanaraviは最短5ヶ月程度で治療が完了します。治療費は治療期間によって変動しますが、5〜7ヶ月の治療であれば税込33万円、24分割支払いであれば月々わずか1.65万円という低価格で治療を受けられます。

hanaraviのメリット・デメリット

メリット：症状に合わせて3つのプランから最適な治療法を選べる

hanaraviには専門医による診断や無料LINE相談サービスという強みがありますが、患者様の症例や予算、期間に合わせて最も望ましい治療法を3つのプランから選べる点も大きなメリットです。歯列のガタつき軽度であればベーシックプラン、中度の症例にはミディアムプラン、それ以上の重度な症例にはプロプランがそれぞれ用意されています。

どのプランに関しても、365日大勢のLINE相談サービスや、ホワイトニング剤やアタッチメント器具の提供といったサポートが付いているため、安心して治療を受けられます。

デメリット：提携クリニックが少ない

ここまで説明してきた通り、hanaraviは様々なメリットのある矯正治療ですが、比較的新しいサービスということもあり、実際に導入している歯科医院が少ない点がデメリットと言えます。

公式サイトの情報によると、現在hanaraviを導入しているクリニックは東京都渋谷区、大阪市北区、京都市中京区にそれぞれ1件ずつの計3件となっています。将来的にさらに多くのエリアやクリニックにhanaraviが普及する可能性は十分に考えられますが、現状では対象エリア外にお住まいの患者様は治療を受けにくいかもしれません。

通院せずに綺麗な歯並びを目指したい人におすすめ

初回診療以外は通院する必要がなく、LINEを使っていつでもメディカルチームに相談できるhanaraviは、仕事や家庭の都合上できるだけ通院せずに歯並び治療を進めたい人にはおすすめの治療方法といえます。

また、上述のとおり現段階でhanaravi治療を受けられる歯科医院は渋谷、大阪、京都に限られているため、対象クリニックまで初回治療を受けに行けるエリアで暮らしている必要があります。

hanaravi治療の詳細

費用

hanaraviの費用は治療プランによってことなり、ベーシックプランでは税込33万円、ミディアムプランでは税込49.5万円、プロプランでは税込66万円となっています。

支払い方法としては、一括支払い、月額支払い、クレジットカード分割支払い、デンタルローン支払いの4種類が用意されています。また、国が定める医療費控除制度を利用すれば、医療費の5~45%が戻ってきます。詳しくは国税庁公式サイトをご確認ください（https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm）