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近年、審美補綴治療と呼ばれる矯正治療への注目が高まっています。芸能人でも治療を受けるケースが増えていると言われている審美補綴治療について、特徴やメリット、デメリットについてまとめます。
審美補綴治療とは、歯並びの矯正治療の中でも特に見た目と機能の両方をバランスよく改善することを目的とした治療を指します。ただ単に歯並びを良く見せるだけでなく、ただ噛み合わせを良くするだけでもありません。歯の症状や欠損状態に合わせて様々な種類の器具を用いることで、しっかりと噛めて長期間にわたって健康な歯を手に入れることができます。
また、使用する素材は金属だけでなく、透明感や質感が本来の歯に近いセラミック素材でし審美補綴治療を行うことも可能です。そのため、金属アレルギーを持っている方でも安心して治療を受けられます。
審美補綴治療が近年ますます注目を浴びている背景には、アスリートや芸能人などメディア露出の多い人々を中心に治療を受ける人が増えていることが挙げられます。
アスリートは、瞬発的な動きを起こす時には強く歯を食いしばる必要があります。そのため、綺麗な歯並びや歯の健康はアスリートにとって死活問題であり、より理想的な歯を手に入れるための手段として審美補綴治療の有用性が認知されているのです。
また、芸能人は人前に立つのが仕事であるため、歯の白さや美しさなどはその人のイメージやブランディングに直結します。そんな芸能人に人気ということからも、審美補綴治療がはの見た目に及ぼす効果がうかがえます。
審美補綴治療を受ける大きなメリットの一つは、白く美しい歯が手に入れられるということです。審美補綴治療は見た目やイメージが非常に重要な芸能人が多く受けている治療でもあり、色も形状も自然で綺麗に整えるために効果的な方法。歯の状態に合わせて詰め物や被せ物などを行うことで、理想の歯へと近づけることが可能です。セラミック素材のものを使用すれば、将来的な金属アレルギー発症のリスクもありません。
審美補綴治療のもうひとつのメリットは、ただ単に白い歯を手に入れるだけではなく、長期間にわたって健康を維持できる歯を手に入れられる点にあります。セラミック素材の被せ物や詰め物は、時間が経っても変色しにくいことに加えて、外れたり欠けたりという欠損が起きにくいというメリットがあります。
毎日の丁寧なブラッシングなどセルフケアも徹底すれば、長期にわたり虫歯のない健康な歯をキープできます。
一方で、審美補綴治療にはいくつかのデメリットも存在します。大きな懸念点としては、歯の欠損状態によっては今ある歯を削った上で審美補綴治療を行う必要があることです。歯を削った上でクラウンなどの被せ物を適用すれば、葉が美しくだけでなく機能面も大きく改善することは確かです。
ただし、当然ながら一度削った歯は二度と元に戻りません。審美補綴治療を受ける場合は、治療にあたり歯を削る必要があるのかを事前に司会と相談の上、治療を検討しましょう。
もう一つ、審美補綴治療は基本的に健康保険の適法範囲外でるため、自費治療になることに注意が必要です。これは、健康保険という制度に理由があります。日本において健康保険が適用されるのは、「身体の健康目的において必要な最低限の治療」である場合に限られます。
審美補綴治療は、健康面でもメリットをもたらす治療ではあるものの、審美性の向上も兼ねていることから健康保険制度上は「最低限の治療」とみなされません。治療対象となる歯の箇所など、特定の条件を満たしていれば健康保険の適用対象となる可能性もあります。詳細はかかりつけの歯科医院に確認しましょう。
審美補綴治療では、歯の欠損状態に合わせて様々な器具が使われます。軽度な欠損に対しては、レジンと呼ばれ得る歯科器具が用いられます。レジンは歯の隙間を埋めて、歯全体の色調や形状を綺麗に整える役割を果たします。小さめの虫歯などの場合は、このレジンを使って対処することになるでしょう。
レジンではカバーできないような少し大きめの虫歯、欠損に対しては、インレーと呼ばれる詰め物が使われます。インレーはレジンが大きくなったようなイメージで、役割や耐用年数もレジンと似ています。
虫歯や欠損が歯の神経まで達しており、歯の表面を削って詰め物をするだけでは対応できない場合には、クラウンと呼ばれる被せ物を使用します。大きく削り取った歯の残り部分に被せる器具で、一般的に銀歯と呼ばれるものです。近年では、銀ではなく白色のセラミック素材で作られたクラウンも増えています。
虫歯などで数本の歯を完全に失ってしまった場合には、クラウンではなくブリッジを用いて補修します。失われた歯の両端を土台として橋をかけるように装着するため、ブリッジという名前が付けられています。
審美補綴治療は、色や形が美しい歯を手に入れられる治療として、芸能人やアスリートを中心にその有用性が注目されている治療方法です。歯の状態に合わせて様々な器具を組み合わせることで、ただ見た目が綺麗な歯に整えるだけでなく噛み合わせや耐久性にも優れた治療が可能です。
ただし、健康保険は適用されないケースがほとんどで、高額な自費治療となることが多いため、あらかじめ留意しておく必要があります。
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