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歯の矯正治療は時間がかかるものというイメージがありますが、具体的にどれくらいの期間になるのか知っていますか?ここでは、矯正治療の期間について詳しく説明しています。
矯正装置をつける期間は、不正咬合の状態などによって変わってくるので、決まった期間はありません。
あえて目安を言うならば、永久歯列全体を治療する場合、マルチブラケット装置をつける期間は平均2〜3年です。治療期間は、年齢とともに長くなる傾向があり、20歳を過ぎている患者様であれば3年前後かかることも多くなります。
歯並びが整ってマルチブラケットを外した後、リテーナーといわれる保定装置をつけて、動いた位置で歯を安定させます。
リテーナーをつける保定期間は、平均で1〜3年。長ければ長いほどよいでしょう。
全く同じ症状で比べた際に、ワイヤー矯正よりもマウスピース型矯正の方が治療期間は長くかかります。
金属のブラケットをつける必要がないこと、取り外せることなどがマウスピース型矯正の利点です。
ですので、治療の速さよりも治療中の快適さを重視する場合には、マウスピース型矯正はおすすめです。気をつけたいのは、症状によってワイヤー矯正でないと対応できないことがあり、もし対応できたとしてもマウスピースだとやや時間がかかってしまうことです。
ご自身の症状と希望を考えた上で慎重に選ぶ必要がありますので、医師に相談することをおすすめします。
矯正治療では、一定期間で古い骨が新しい骨に置き換わる「骨代謝」のメカニズムを人工的に引き起こしていきます。
歯に一定の力を加えることで、力が加わった側(歯が押さえつけられた側)の歯槽骨で破骨細胞が骨を分解・吸収します。一方、圧力がかけられた方とは反対側の歯槽骨では、隙間を埋めるようにして骨芽細胞が骨を作っていきます。
歯と歯槽骨の間には「歯根膜」と呼ばれる膜が存在し、これが圧迫されたり、伸ばされたりすることで、破骨細胞・骨芽細胞の働きが活発化します。
矯正治療は、このような骨の変化(リモデリング)を促す治療のため、時間がかかるのです。
歯列矯正は、症状によって様々な治療方法があり、治療期間もそれぞれ変わってきます。
治療期間より治療中の快適さを重視するならマウスピース型矯正がおすすめですが、症状によってはワイヤー矯正でないと対応できないこともあります。
医師と相談して、自分に合った矯正方法を見つけてくださいね。
新宿で矯正歯科を探している方に、ここでは、マウスピース矯正が可能で土日診療ができ、デンタルローンを導入している矯正治療に適した厳選クリニックを3院を紹介します。(2021年3月時点)
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
あいおい歯科新宿駅西口医院の
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10:00-19:00(年中無休)
TEL:03-6279-4648
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT |
予約 | 電話予約 |
東京ビアンコ歯科・矯正歯科
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11:00-20:00(土日は16時まで)
TEL:03-5937-1548
初回相談 | 3,300円 |
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治療機器 | CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
川口歯科診療所の
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