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矯正歯科は自由診療となることから、費用が高額になりがちです。そのため、治療を受けたいとは思っていても、費用面で諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。
そこでデンタルローンです。ローン、つまりは分割払いを活用することで月々の負担を抑えての矯正治療が可能になりますが、その特徴についてやメリット・デメリットや、審査に申し込む際のポイントを解説していきましょう。
デンタルローンとは、「デンタル」の「ローン」、つまり歯科専用のローンです。
マイカーローンや住宅ローン同様、使途が限られたローンとなっていますが、基本的には一般的なローン同様、審査に通過することでローンの利用が可能となります。
矯正治療やインプラント等、高額な自由診療での利用を想定したもので、多くのローン同様、借りたお金を分割して返済します。
矯正歯科は自由診療になりますので、保険診療と比較すると治療費が高額です。
そのため、治療費を理由に治療を受けない患者様もいるのではないでしょうか。矯正治療に様々なメリットがあるとは分かっていても、お金がなければ治療を受けることはできません。
しかし、デンタルローンを活用し、分割で返済を行えるのであれば、月々の負担を軽減できますので、治療を受けられる患者様もいることでしょう。
デンタルローンも金融商品の一種ですが、他のローンと比較すると、金利が低く設定されているケースが多いです。
信販会社のショッピングやキャッシングは最大で18%ですが、多くが最大値に近い18%での提供となっています。
一方、デンタルローンはおよそ6%程度で提供されているケースが多いです。金利は利息を左右する部分なので、金利の低いデンタルローンは、他のローンと比較するとお得だと考えることができます。
デンタルローンを利用しても、医療費控除の対象であることは変わりません。
年間10万円を越えた部分の医療費は、控除される制度です。翌年の所得税、住民税が安くなる制度です。
デンタルローンは医療費控除の対象となる点がメリットだとお伝えしました。
しかし、分割で支払うことから、医療費控除の対象から漏れてしまうケースもあります。
医療費控除とは、先にもお伝えしたように年間で10万円を越えた額が控除の対象となります。例えば矯正歯科にて50万円かかる場合、規定値である10万円から越えている40万円分が控除の対象となります。
しかし、デンタルローンで分割した場合、例えば50万円を5年払いにすると、年額でおよそ10万円。控除のラインである10万円を越えませんので、医療費控除の対象から漏れてしまいます。
デンタルローンも金融機関が用意する金融商品になりますので、他のローン同様、利用するためには審査を受けなければなりません。
もちろん他のローン同様、収入や勤続年数等、属性が審査され、ローンの可否が下されます。決して申し込めば必ず利用できる類のものではなく、経済力次第ではデンタルローンに落とされてしまう可能性があります。
また、既に他の金融機関からの借入があったり、あるいはいわゆるブラックリストと呼ばれる信用情報に名前が記載されている場合、残念ながらデンタルローンの審査に通過する可能性は低下します。
デンタルローンの返済期間が長くなると、毎月の返済額を抑えることができますので、毎月の負担が減少します。
一見、お得に思うかもしれませんが返済期間が長くなると利息も増えます。
毎月の返済負担は大きなものではないかもしれませんが、返済総額を見ると元の費用よりも遥かに高額を支払わなければならないので注意が必要です。
デンタルローンへの申し込みの流れは基本的に他のローンと同じです。
歯科医院ではなく、デンタルローンを提供している銀行、あるいは信販会社等の金融機関に申し込むことになりますので、金融機関に申し込みします。
他のローン同様、収入や勤続年数、会社規模といった収入に関する属性を記入し、提出して審査を待ちます。
デンタルローンの審査に通過した場合、治療が始まります。
返済は歯科医院にて行うのではなく、毎月の引き落としが一般的なので、引き落とし金融口座にお金を用意しておきましょう。
デンタルローンの審査に落ちてしまった場合、残念ながら治療そのものを考え直す必要があります。現金で治療を受けるか、あるいは治療そのものを諦めるかの選択肢です。
ちなみにデンタルローンの審査に落ちてしまった場合、他のデンタルローンに申し込んだとしても通過する可能性は低いです。
そのため、治療方針そのものの見直しに迫られます。
デンタルローンの審査ポイントは、他のローン同様、収入・職業といった経済力が肝です。
安定した収入を得ており、かつ借入希望額が収入に対して無理のない支出であると判断されれば、審査に通過するでしょう。
しかし借入希望金額と収入のバランスが合っていない場合、審査の通過は難しいです。
また、他のローン同様収入の額面だけではなく、安定性も問われます。その点では大企業や公務員など倒産リスクの低い職業の人は審査に通りやすいです。
一方、収入が高いとしても、フリーランスや自営業等、安定性が低いと判断されてしまう職業の場合、審査の難易度は高まります。
クレヒスとは、「クレジットヒストリー」の略です。
それまで、金融機関とどのようなお付き合いをしてきたのかを現すもので、例えばいくら収入が高くても、他で多額の借入をしている場合、審査は厳しくなります。
特に、俗にブラックリストと呼ばれる信用情報に名前が掲載されている場合、収入に関わらず、審査に通過する可能性はありません。
また、クレジットカードの支払いで延滞・遅滞が遅い場合も要注意です。
新宿で矯正歯科を探している方に、ここでは、マウスピース矯正が可能で土日診療ができ、デンタルローンを導入している矯正治療に適した厳選クリニックを3院を紹介します。(2021年3月時点)
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
あいおい歯科新宿駅西口医院の
電話予約はこちら
10:00-19:00(年中無休)
TEL:03-6279-4648
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT |
予約 | 電話予約 |
東京ビアンコ歯科・矯正歯科
新宿院の電話予約はこちら
11:00-20:00(土日は16時まで)
TEL:03-5937-1548
初回相談 | 3,300円 |
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治療機器 | CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
川口歯科診療所の
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