ウィ･スマイルとは？インビザラインとの違いや費用・治療期間

ウィ･スマイルとはどのような矯正治療なのでしょうか？特徴やインビザラインとの違い、メリット・デメリット、費用・治療期間を紹介します。格安と矯正と言われるウィ･スマイルが自分に合う治療かどうか、参考にしてみてください。

ウィ･スマイルとは？

従来のワイヤー（ブラケット）矯正より目立たず、自分で付け外しができるマウスピース矯正の人気が高まっています。しかし、矯正治療には保険がきかず、費用が高いことや時間がかかることで敷居の高さを感じる治療でもあります。

ウィ･スマイルは、矯正治療の敷居を下げ、「リーズナブル」「比較的短期間」「目立ちにくい」矯正治療を実現した治療方法です。もともとの歯並びにもよりますが、治療期間を医師と相談しながら決められるのが大きな特徴。そのため、治療費も予算を考慮しながら抑えることができます。

インビザラインとの違い

インビザラインはワイヤー（ブラケット）での矯正が目立つからという理由で矯正に二の足を踏んでいる人のために、1997年アメリカで開発されました。透明なマウスピースによって歯を矯正する方法で、世界中で爆発的な人気となっています。

日本でインビザライン矯正を受ける際にも、採取した歯のデータはアメリカに送られ、マウスピースはアメリカで製作されます。

これまで、インビザラインをはじめとするさまざまな透明なマウスピース矯正が登場しましたが、治療費の高さがネックとなり、治療に踏み切ることができない人もいたのではないでしょうか。そんな事情から、最近増えているのが格安のマウスピース矯正です。ウィ･スマイルは安価で短期間から矯正治療ができるマウスピース矯正のひとつで、治療期間を医師と相談して決められるのが特徴です。

ウィ･スマイルのメリット・デメリット

ウィ･スマイルのメリット

• 透明なので目立たない
• 最短3か月の治療期間
• 自分で簡単に取り外せる
• 治療期間を相談の上で決められる
• 治療費が安い
• 幅広い歯並びに対応できる

ウィ･スマイルはマウスピース矯正の一種なので、マウスピースを装着し続けることで歯を動かしていきます。矯正が進むごとにマウスピースを作り替える必要があるため、料金は治療期間によって変わってきます。

その点、ウィ･スマイルは医師と相談して治療期間を決めることができるため、予算に合わせて矯正治療を設定することが可能。もちろん、期間が短ければ矯正できる範囲も限られてきますが、予算に不安のある人にとっては安心できる要素と言えそうです。

基本的には幅広い歯並びに対応できます。

ウィ･スマイルのデメリット

• 外出先で取り外しにくい
• 着色や虫歯に注意が必要
• 自己管理が必要
• 1日20時間以上の装着時間
• 後戻りする可能性がある

マウスピースは自分で簡単に取り外せますが、外食などで人と一緒のときには口の中に手を入れる必要があり、人目のある場所での取り外しは難しい場合もあります。

また、コーヒーなど色の濃いものはマウスピースへの着色の恐れがあり、甘い物はマウスピースの間に留まり虫歯リスクを高めます。さらに1日20時間以上の装着時間を守らないと治療期間が長引くことがあるため、装着時間の管理や毎日の手入れが欠かせません。

予定通り歯並びが矯正できれば治療は完了しますが、治療直後は歯並びが元に戻ろうとする力が働くため、後戻りしてしまう可能性もあります。矯正した歯が後戻りしないよう、治療後のケアについて担当医としっかり話しておくようにしましょう。

ウィ･スマイルの費用

ウィ･スマイルの費用の相場は、10〜32万円程度です。インビザラインは部分矯正で30〜40万円、全体矯正では70〜100万円が相場と言われているので、ウィ･スマイルの費用はかなり安いと言えるでしょう。

マウスピース矯正の料金はマウスピースの取り替え回数に応じて変動する場合や、毎月定額を支払う場合などがあります。クリニックによってシステムが異なるため、事前に詳しく説明を受けるようにしましょう。

ウィ･スマイルの治療期間

ウィ･スマイルは治療期間を相談して決められるのが特徴で、予算などの都合を考慮しながら計画を立てます。

ただし、矯正に必要な期間は歯の状態にもよって異なるので、必ずしも自分が決めた期間で理想の歯並びが手に入るとは限りません。軽度のガタつきや過去に矯正した歯の後戻り治療なら3ヶ月程度で終了することもありますが、重度の場合は10ヶ月以上かかるケースも珍しくないので、どのくらいの治療期間が適切なのか説明を受けた上で判断するようにしましょう。

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