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歯の矯正治療を受けるとき、やっぱり費用は気になります。思わぬ追加費用が発生しないかも確認しておきたいところ。矯正治療の費用についてまとめました。クリニックで費用の説明を聞くときに分かりやすくなるので、参考にしてください。
矯正治療の費用は、主に、矯正治療に使用する器具と診察・処置にかかります。矯正前、矯正中、矯正後のそれぞれのステップごとに費用が必要です。どのような費用かお伝えします。
歯科矯正の治療に同意するまでにも費用がかかります。歯科クリニックに初めて行って、いきなり矯正がスタートするわけではありません。矯正をスタートする前に、口の中を診てもらい、どのような矯正方法を選択するかを決めます。このとき、「診断料」と「カウンセリング料」が必要です。
矯正方法が決まり、治療に同意すると、治療がスタート。この時にかかるお金は、「矯正装置」の代金です。ブラケットやワイヤー、マウスピースなど、歯を動かすための装置にかかる費用。どの矯正方法を選ぶかによって異なります。
また、矯正治療中は、月に一回程度の通院が必要です。定期通院では、矯正装置の調整・メンテナンス・お口の中のチェックがおこなわれます。定期通院では「調整料」や「処置料」がかかります。
矯正治療は、完了してもすぐに通院をやめられるわけではありません。すぐにやめてしまうと、せっかく頑張って動かした歯が元に戻ろうとして「後戻り」を起こしてしまいます。後戻りを防ぐために、約1年間程度は通院が必要です。この治療後の期間は、歯を固定するためのリテーナー(保定装置)を装着します。定期的にクリニックでのチェックも必要です。
矯正治療完了後は、「リテーナー代金」「保定観察料」が必要な費用となります。
費用の相場としては、全体で900,000円~1,300,000円ほどです。
初回のカウンセリング・問診は、約5,000円。矯正治療中から保定期間の通院での検査や診断料として10,000円~65,000円。これに、それぞれの装置費用が加わります。
一般的な金具のワイヤー矯正の場合は、770,000円~1,200,000円が相場です。審美性の高い装置になると、費用が高くなります。
矯正治療には、保険が適用されません。医療保険は、病気を治療するための費用が対象になります。しかし歯科矯正治療は、歯並びを整える治療です。歯並びが悪いだけでは、虫歯や歯周病などの病気とは直接結びつきません。そのため、矯正治療は、美容を目的とした施術のような位置づけになっています。矯正治療は、保険の適用ができず、原則として、全額自己負担です。
ただし、治療とみなされる矯正治療には保険が適用されます。例えば、口蓋裂や口唇裂、外科処置が必要な顎変形症など国が認めている先天性顔面奇形、障害が生じるほどの嚙み合わせ不整合などです。外科矯正治療をおこなうケースで医療保険対象となるケースがあります。
矯正治療料金の内訳を紹介します。
矯正治療開始前は、カウンセリング料と診断料が必要です。カウンセリング料が無料~約5,000円、診断料で約10,000円~約65,000円が内訳。診断では、レントゲン撮影や歯科用CT、骨格の撮影、唾液検査、虫歯のチェックなどがおこなわれます。
矯正治療中の費用は、矯正装置費用と調整や処置の料金です。矯正装置費用は、どの矯正方法を選択するかによって大きく費用が異なり、約100,000円〜約1,500,000円と幅があります。
1回の通院に対する調整料・処置料は約3,000円〜約10,000円です。クリニックによっては調整・処置料金を矯正装置費用に含めていることがあります。
矯正治療完了後は、保定期間。1年ほど保定装置を装着して、クリニックに通院します。保定期間に必要な費用は、保定装置費用と保定観察料です。
保定装置は、耐久性などの異なるマウスピースが選べます。そのため、費用に幅があり、約5,000円〜約60,000円です。クリニックによっては、保定装置を矯正費用に含めていることがあります。
通院1回ごとの保定観察料は、無料〜約5,000円。保定観察料もクリニックによっては矯正費用の料金に含まれているかもしれません。
支払い方法は、クリニックによって異なります。一般的に多いのは、治療開始前に費用の総額を支払う総額制です。デンタルローンやクレジットカードの利用ができることも多いでしょう。また、通院ごとの都度支払い制のクリニックもあります。
1年間で自分や家族が支払った医療費の合計が税込10万円以上となった場合に受けられるのが医療費控除です。医療費控除は確定申告をおこないます。
ただし、歯の矯正が「診断名がつく病気の治療」の場合に利用できる制度なので、審美目的では利用できません。健康保険適用とは別なので、対象になるかはクリニックや税務署に確認してください。
矯正治療をしていく中で、元々想定していた費用以外に、費用が必要になるケースがあります。
例えば、矯正装置が破損した場合。装置の破損・紛失には保障がついている場合もありますが、ついていなかった場合、追加費用が発生してしまうので注意してください。
矯正中に、歯を削ったり抜いたりといった処置が発生した場合も追加料金がかかります。また、矯正治療終了後に歯が後戻りして矯正をやり直すときも追加費用が発生する可能性があります。矯正のやり直しは、クリニックによっては保証期間が設けてあるかもしれません。
矯正治療をスタートする前に、追加費用が必要なケースについても確認しておきましょう。
新宿で矯正歯科を探している方に、ここでは、マウスピース矯正が可能で土日診療ができ、デンタルローンを導入している矯正治療に適した厳選クリニックを3院を紹介します。(2021年3月時点)
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
あいおい歯科新宿駅西口医院の
電話予約はこちら
10:00-19:00(年中無休)
TEL:03-6279-4648
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT |
予約 | 電話予約 |
東京ビアンコ歯科・矯正歯科
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11:00-20:00(土日は16時まで)
TEL:03-5937-1548
初回相談 | 3,300円 |
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治療機器 | CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
川口歯科診療所の
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