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矯正治療のタイミング

ここでは矯正治療を行うのに際して、適したタイミングはいつなのかという点について、詳しく掘り下げて考察していきたいと思います。例えば子供の矯正の場合と大人の矯正の場合ではそれぞれどのように違うのか。経済的状況との兼ね合いはどのように考えるべきなのか。矯正治療には長期的な視点が重要となってくるのはなぜなのかといった事柄をご紹介していきます。

矯正治療に適したタイミングとは?

結論から先に言ってしまいますと、歯の矯正治療というものは「〇〇歳までに始めなければならない」ということは全くありません。年齢に関係なく、歯並びをきれいに治したいと思い立てば、いつでも治療を開始することができます。

その一方で、いくつか注意しておくべきポイントというものがあります。その筆頭に挙げられるのが、人生の節目となる各種のタイミングとの兼ね合い。申し上げるまでもなく、歯の矯正治療にはまとまった期間が必要になりますが、進学や就職、結婚、転勤といった時期と重なってしまうと、治療の途中で別の歯科クリニックへ転院しなければなりません。

また小児矯正の場合も、いつ行うかは重要になってきます。ご存知の通り、人間の歯というものはまず乳歯が生え、その後の成長とともに永久歯に生え変わっていき、10代の半ば頃には、全ての歯が永久歯に生え変わります。小さいお子さんだからこそ、早いうちに歯並びをきれいにしてあげたいというのは親心ですが、乳歯と永久歯の生え変わるタイミングを、しっかりと考慮することが大切です。より詳しくご紹介していきましょう。

子供の矯正の場合

子供の矯正には大きく分けて、3歳ごろから小学校高学年くらいまでに行われる「一期治療」と中学生あるいは高校生になってから行われる「二期治療」があります。

一期治療は、乳歯のみ、あるいは乳歯と永久歯が混在している時期に行われます。まだ生え変わっていない永久歯を正しい位置に誘導していく治療や、顎の成長を正しい位置に促す治療などがメインとなります。どちらかと言えば歯並びを整えるというよりも、上下の顎のバランスや顎の幅などを整え、将来理想的な歯並びが作れるようにするというのが大きな目的となっています。

対して二期治療は、全ての歯が永久歯に生え変わり、また成長期を終えて骨や顎の成長が止まってからら歯並びを改善していくという治療になります。上下の歯の噛み合わせが悪いという場合や、隣り合った歯の位置関係がそろっていなくてガタガタしているといった症状をきれいに整える治療をしていきます。

以上の通り、子供の矯正治療というものは、すべての歯が永久歯に生え変わってからでも遅くはありません。ただし、症状によっては幼少期の一期治療)から治療を始めたほうが成果が得られやすいというケースもあります。例えば下顎の歯が上顎の歯よりも前に出てきている「反対咬合」(受け口・しゃくれ)の場合や、前歯もしくは奥歯の何本かが交叉している「交叉咬合」(すれ違い咬合・クロスバイト)の場合など。これらの症状の場合は、大人になってから矯正治療を始めるよりも、矯正治療の期間を短縮できる可能性が高くなります。これらの症状が幼少期に見られる場合は、歯科医師に相談してみるとよいでしょう。

大人の矯正の場合

文字面から誤解してしまいがちですが、ここで言う「大人の矯正」とは、すべての歯が永久歯に生え変わった後に行われる治療を指します。上記の子供の二期治療も、場合によってはこちらに含まれるということになります。「本格矯正」や「成人矯正」などとも呼ばれます。

前述しました通り、大人の矯正というものは、いつまでに始めなければならないというものではなく、それこそ思い立ったら、いつでも始めることができます。ただし、その際に考慮すべきは、進学や就職、結婚、転勤といったタイミングとの兼ね合い。矯正治療というものは、それなりにまとまった期間がかかりますので、歯科医院の転院が必要となる場合も出てくるからです。

経済状況を考慮するのも重要

先刻ご承知のこととは思いますが、日本国内において歯科の矯正治療は保険診療の対象ではなく、自由診療扱いとなるため、まとまった費用が必要となります。もちろん家計に余裕があるのであれば問題はありませんが、収入や貯金に余裕がないという場合には、無理をして矯正治療を行うことはありません。実際、社会人になって貯金で費用を蓄えてから矯正治療に進むという方も多いとのこと。焦る必要は、まったくありません。

長期的な視点で計画的に検討すべき

とある矯正歯科クリニックで実際にあったことだそうですが、秋口に矯正歯科を訪れた患者さんが、翌春に就職するので、それまでに矯正治療を完了したいと言ってきたのだそうです。この患者さんは、矯正治療にかかる期間について、知識がなかったのですね。

症状や年齢、体質などにもよりますが、歯の矯正治療というものには、それなりにまとまった期間が必要となります。それこそ数か月で完了というのは珍しいケース。歯科矯正の治療を受けるにあたっては、予めどの位の期間が必要なのかを歯科医に相談し、進学や就職、結婚、転勤とうったターニングポイントと重なるかどうかといったことも踏まえながら、長期的な視点で計画することが賢明です。

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