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矯正治療を中止するとどうなるのか

長期間にわたって治療を行う歯並び矯正ですが、途中で治療を中止してもよいのでしょうか。ここでは、矯正治療が中止となる主な理由や、中止するデメリットをまとめて紹介します。

矯正は途中で中止しない方がよい

結論から言うと、一度開始した矯正治療を途中で中止することは望ましくありません。

実際に矯正治療を受ける方々の中には、様々な理由から治療を中止するかたもゼロではありません。

しかし、矯正治療を中止することによって得られるメリットは特になく、反対に治療を中止することによるデメリットは非常に大きいです。

そのため、矯正治療を受け始めたら、やむを得ない理由がない限りは治療を受け終えることを強くおすすめします。

矯正を途中で中止する理由

転居等で通院ができなくなる場合

矯正治療を途中でストップしなければならない大きな理由に、転勤や引っ越しにともなってそれまで通っていた歯科医院に通院できなくなるというケースがあります。

仕事の都合ややむを得ない事情による転居は仕方がありません。その代わり、同じ歯科医院には通えないとしても、転居先で新しい歯科医を見つけて矯正治療を続行することは可能です。

転居先で歯科医院を見つけたら、前の歯科医院ではどのような診察結果を伝えられたのか、どのような治療方法を採用したのか、治療開始からどのくらい経っているのか等を、新しくお世話になる歯科医に漏れなく伝え、治療を引き継いでもらいましょう。

生活スタイルの変化により通院が困難になる場合

次に、引っ越しはしないものの、妊娠や出産、育児などの生活スタイルが変化することによって、通院する余裕がなくなるというケースもあります。

一般的に、歯並びの矯正治療は少なくとも月に一度は受診して治療経過を診察してもらう必要があります。この際、歯並びの変化があれば矯正器具を調整、取り替えなどの処置をしてもらいます。

妊娠や育児などによって、通院が困難になるのはやむを得ないことです。しかし、通院の頻度が少なくなったとしても、できるかぎり歯科医を受信できるように工夫することが肝心です。

矯正治療のストレスに耐えられなくなる場合

最後に、矯正治療そのものがイヤになってしまい、治療を断念してしまうケースです。

矯正治療は、個人差もありますが1〜3年という長期間にわたって口の中に矯正装置を装着したままの生活が強いられます。当然、口の中に違和感を感じるし、装置が口に合わなければ痛みも伴います。矯正器具を付けている間は滑舌が悪くなるし、どうしても他人からの視線が気になってしまうものです。そのため、治療のストレスに耐えかねて、治療そのものを止めたくなる可能性はあります。

そういった悩みを解決するために、今では取り外し自由で透明なマウスピースを使うなど、ストレスのかかりにくい治療方法もあります。矯正治療を始める前に、治療方法や治療中の過ごし方に関して担当医によく相談し、納得できる方法で治療に臨みましょう。

矯正を途中で中止するデメリット

歯並びが整わない、もしくは悪化する

矯正治療を途中で止めることにメリットはありませんが、デメリットは多く存在します。

なによりのデメリットは、歯並びが改善しないことです。綺麗な歯を手に入れるために始めた矯正治療のはずが、治療が完了する前に中断してしまうと理想の歯並びには近付きません。それどころか、矯正治療中は歯周組織に負荷がかかっているため、歯がぐらつきやすくなっています。そのため、中途半端に治療を中断すると、治療前よりも歯並びが悪くなってしまうおそれもあります。

これまでの治療費が無駄になる

次に、コスト面でのデメリットです。矯正治療は決して安いものではありません。矯正器具はもちろん、定期的な通院の診察費などを考慮すると、かなり高額な買い物と言えます。

そこまでして始めた矯正治療を中止すると言うことは、それまでに投じた費用が全て水の泡になるということです。治療を中止してもそれまでの費用は返金されません。せっかく使ったお金を無駄にしないためにも、矯正治療の中止は避けたいところです。

虫歯や歯周病などのリスクが高まる

最後に、矯正治療を途中で止めてしまうと、虫歯などの歯周トラブルが発生する可能性が高くなります。これは特に、矯正器具を装着したままの状態で、定期的な通院や日々のセルフケアを怠った場合によく起こります。

矯正器具を装着している時は、そうでない時と比べて汚れが付着しやすい状態になっています。そのまま歯科医によるメンテナンスやセルフケアをサボってしまうと、歯や矯正器具の表面に蓄積した汚れが歯垢や歯石となり、虫歯や歯周病の温床となります。歯周病は非常に進行が早い病気です。気づいた時には手遅れ、とならないように定期的な通院とセルフケアを徹底しましょう。

まとめ

よほどやむを得ない事情がない限りは、一度始めた矯正治療は途中で止めずに最後まで治療することが大切です。転居などの理由でかかりつけ医を変更しなければならない場合は、今の担当医に相談しましょう。転居先で新しい歯科医院を紹介してもらえるかもしれません。

ライフスタイルの変化や治療のストレスから矯正治療を止めたくなったときも、できるだけ早く担当医に相談しましょう。無理のない治療計画を練り直して、少しずつでも治療を進めることが重要です。

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