新宿の矯正歯科Webマガジン「Mipha~美歯~」 » 矯正治療の基礎知識 » 矯正器具が外れたらどうするの?

公開日: |更新日:

矯正器具が外れたらどうするの?

歯並びの治療を考えている人の中には、矯正器具が外れた時にどうすれば良いのか不安に感じる人もいるのではないでしょうか。ここでは、矯正器具が外れた場合の対処法をまとめて紹介します。

矯正装置が外れやすいケース

矯正器具は外れることを前提に作られている

大前提として、装着している矯正器具が外れても不安に思う必要はありません。なぜなら、歯並び治療の矯正器具とは本来、外れることを前提に設計されているからです。

歯並びの矯正治療は、個人差はありますが1~3年という長期間にわたります。治療期間中は基本的に矯正器具を外すことは少ないですが、定期的なメンテナンスの中で器具が歯に合わなくなってきた時には、調整のために器具を取り外す必要があります。

そのようなケースを想定して、矯正器具は取り外し可能な作りをしています。誤って矯正器具が外れても、焦らずに対応しましょう。

食べ物が原因で外れる場合

ブラケットなどの矯正器具が外れてしまう原因として多いのが、食べ物の問題です。

一般的に矯正器具を装着して間もない時期には、ブラケットをつけた状態での食事に慣れておらず、硬い食べ物をブラケットの上で噛んでしまうことがよくあります。

せんべい、アイス、フリスクなどの固い食べ物をブラケット上で噛んでしまうと、その衝撃でブラケットが外れてしまう可能性があります。

癖や習慣が原因で外れる場合

食べ物以外にも、患者本人の癖や習慣でブラケットが外れてしまうケースもあります。

ここでいう癖や習慣とは、歯ぎしりや食いしばり、舌の動きなどを指します。無意識のうちに歯に強い力が加わっていたり、舌や唇でブラケットを触っていたりすると、ある時突然ブラケットが外れてしまうこともあります。

矯正装置が外れた時の対処法

かかりつけの歯科医院に連絡する

矯正器具が外れてしまった時には、無理に自分一人で直そうとせずに、かかりつけの歯科医を受診の上、再度装着してもらいましょう。

ブラケットには突起部分やワイヤー部分があるため、自分で無理矢理装着しようとすると最悪の場合、口の中をケガしてしまう恐れがあります。

外れた矯正器具は清潔に保管して、歯科医の元へ持っていって付け直してもらいましょう。

応急処置の方法は器具の種類によって異なる

矯正器具が外れてから、歯科医を受信して再度付け直してもらうまでの間は、どのように応急処置をとれば良いのでしょうか。

外れた器具がブラケットの場合は、専用のワックスを使って歯の表面に固定することで応急処置とします。ワイヤー部分が外れた場合も同様に、ワックスでブラケット部分と固定すれば一応の応急処置になります。

その他、具体的な応急処置方法に関しては、最初に矯正器具を装着する前にあらかじめ歯科医に確認しておくと、いざ外れた時にも慌てずに対処できます。

外れたまま放置するのはNG

矯正器具が外れた時に最もやってはならないのが、そのまま放置してしまうことです。ブラケットやワイヤーが外れたままだと、当然歯並びは理想の形へ改善しないばかりか、場合によっては予測しない方向へと歯が動いてしまうおそれもあります。

「少しの間はそのまま放置しておいていいだろう」と自分で判断せずに、担当医に相談した上で指示を仰ぎましょう。

矯正装置の脱落防止法

食べ物や食べ方に気を付ける

矯正器具が誤って外れることを未然な防ぐ上で気をつけるべきは、毎日の食事です。

上述の通り、固い食べ物を食べたり、歯ではなくブラケットで噛んだりすることがブラケット脱落の大きな原因です。矯正治療中、特にまだ矯正器具を付けての生活に慣れていない治療初期には、せんべいやフリスクなど固い食べ物を口にすることは控えるのをおすすめします。

ブラケットを付けたままの食事に慣れてきたら、食べ物の幅を広げても良いでしょう。あるいは、矯正器具を気にせず食事を楽しみたいという方は、着脱自由なマウスピース型の矯正器具がおすすめです。

日頃の癖や習慣を改善する

食べ物に気をつけるよりもハードルが高いですが、日頃から歯ぎしり等の習慣を自覚できている方の場合は、癖を治すように意識することも大切です。

こちらも食べ物を気をつける場合と同様に、どうしても歯ぎしりや食いしばりといった癖を治せないという方には、マウスピースを用いた矯正治療は、従来のブラケット式矯正のように器具が外れる心配がないため、おすすめといえます。

まとめ

矯正治療中に意図せず矯正器具が外れてしまった場合は、焦らずにかかりつけ医に相談の上、もう一度装着してもらいましょう。

歯科医を受診するまでの応急処置としては、専用ワックスを用いて接着するのが一般的です。外れたまま放置しておくと、歯並びが悪化する等のリスクがあるため注意しましょう。

また、食事や習慣を改善することで、矯正器具の脱落を防止することもできます。ブラケットを何度も付け直すのは面倒なので、日頃から外れないように意識して生活することも大切です。

新宿駅周辺または西口エリアで通いやすい
矯正歯科3

新宿で矯正歯科を探している方に、ここでは、マウスピース矯正が可能で土日診療ができ、デンタルローンを導入している矯正治療に適した厳選クリニックを3院を紹介します。(2021年3月時点)

完成した歯並びが見られる
インビザライン
あいおい歯科
新宿駅西口医院
  • 患者と歯科医をつなぐトリートメントコーディネーターを採用
  • 口腔内スキャナーで、理想の歯並びをシミュレーション
初回相談 無料
治療機器 iTero/CT/マイクロスコープ
予約 ネット・電話予約
(ネットは24時間予約可)

あいおい歯科
新宿駅西口医院の
WEB予約はこちら

あいおい歯科新宿駅西口医院の
電話予約はこちら
10:00-19:00(年中無休)

TEL:03-6279-4648

裏側×マウスピースの
コラボ矯正
東京ビアンコ歯科・矯正歯科
新宿院
  • 矯正の種類が多く、ワイヤーとマウスピースのコラボ矯正が可能
  • 矯正治療における小臼歯の抜歯にも対応
初回相談 無料
治療機器 iTero/CT
予約 電話予約

東京ビアンコ歯科・矯正歯科
新宿院の
公式サイト

東京ビアンコ歯科・矯正歯科
新宿院の電話予約はこちら
11:00-20:00(土日は16時まで)

TEL:03-5937-1548

1~2本の軽度治療に適した
iGOによる部分矯正
川口歯科診療所
  • 目立つ前歯のみの歯並びを矯正する短期矯正治療が可能
  • 患者への説明を重視し、担当医師・担当衛生士制度を導入
初回相談 3,300円
治療機器 CT/マイクロスコープ
予約 ネット・電話予約
(ネットは24時間予約可)

川口歯科診療所の
WEB予約はこちら

川口歯科診療所の
電話予約はこちら
09:00-21:00(土日は17時まで)

TEL:03-3348-0800