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ここでは矯正治療において、審美性に優れ人気を博しているセラミックブラケットを用いた矯正治療についての情報を取りまとめて紹介。矯正治療において従来のメタルブラケットを装着するのに抵抗がある方から大きく支持されています。その特徴やメリットやデメリットなどを詳しく掘り下げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
言葉としてはよく耳にするものの「セラミック」って何なの?と思われている方も少なくないことでしょう。セラミックとは簡単に言えば陶器のこと。毎日の食事で使うお皿やお茶碗、コーヒーカップなどと、基本的には同じものです。お風呂場や洗面所、トイレなどに用いられるタイルなども然り。また自動車やオートバイなどがお好きな方であれば、スパークプラグの白い部分と言えばピンと来るのではないでしょうか。
そして、セラミックブラケットとはその名称が示している通り、矯正治療に用いるブラケットのウイング(歯に装着され、ワイヤーを通す部分)に、セラミックを用いたものになります。それこそお皿などでお分かりの通り、セラミックは白く着色できるので、歯の色と同化させることができ、ひいては矯正用のブラケット装置を口内に装着していることが、目立ちにくくなるというのが大きな特色となっています。
従来からの矯正治療に用いられる器具であるブラケットは、金属製のメタルブラケットが一般的でした。金属ならではの強度や耐久性があり、歯を移動させる効果も高く、また費用の面でも他の装置に比べて安価に作成できるといったメリットが知られています。
しかりながら、メタルブラケットならではの短所と言えるのが、その見た目。金属製のギラギラしたブラケットを装着すると、目出ってしまって恥ずかしいという意見は、かねてよりよく聞かれていました。また周囲の方々に、ご自分が矯正治療を行っていることがバレてしまうという懸念についても然り。そうした理由により、本当は矯正治療を行いたいのだけけれども、躊躇したり断念してしまうというケースが少なくありませんでした。
そうしたメタルブラケットによる矯正治療のデメリットを軽減し、より抵抗感をなくすために生み出されたのが、ブラケットを装着していることが目立ちにくい、気づかれにくいように工夫と配慮がなされた審美ブラケットになります。
そしてセラミックブラケットは、そんな審美ブラケットの代表格と言える存在なのです。それこそメタルブラケットを装着した時の見た目を気にして矯正治療に踏み切れなかったという方であっても、セラミックブラケットの登場によって背中を押された、一歩を踏み出すことができたというケースは、実に多く聞かれます。
セラミックブラケットがもたらしてくれる大きなメリットは何と言っても、装置を口内に装着した際に、メタルブラケットと比べ、目立ってしまう度合いが大きく軽減されるということに尽きるでしょう。先にも述べました通り、セラミックは白く――それも純白ではなく自然の歯の色に近い色で造られています。それゆえ、笑った時やうっかりあくびをしてしまった時などでも、矯正装置を装着しているとは格段に気付かれにくくなります。またセラミックという素材自体がもつアドバンテージもあり。メタル製ブラケットと比べ、汚れや着色がつきにくく、素材自体の変色も起こりにくいという利点があることも注目すべきポイントです。
さらにメタルブラケットの短所をカバーできるポイントとしては、金属アレルギーの方でも矯正治療が行えるという点が挙げられます。用いられるワイヤーは金属ですが、歯に直接触れるウイング部分はセラミック製ですので、金属アレルギーの方でも装着できる可能性は格段に高くなります。それこそ金属アレルギーの方がメタルブラケットを装着した場合、口内の粘膜がヒリヒリするといったことにとどまらず、皮膚のかゆみや頭痛などのアレルギー症状が全身に起こってしまうケースも起こり得ます。その点、セラミックブラケットであれば、そうしたリスクを大きく軽減できるのです。
さらにもうひとつ、治療期間や成果という点では、メタルブラケットとほぼ同等の効果が期待できるというのも見逃せないポイントになります。装着していることがより目立たないというやり方として、歯の裏側にブラケット装置を装着するリンガルブラケット(裏側矯正)というものがあります。セラミックブラケットよりも目立たないというのは確かですが、その反面、矯正治療にかかる時間は長くなってしまい、費用もより高額となってしまいます。
その点、表側に矯正装置を取り付けるセラミックブラケット矯正なら、従来のメタルブラケット矯正とほぼ変わらない矯正期間で歯並びを改善することができます。
上記でご紹介してリンガルブラケット(裏側矯正)ほどではありませんが、一般的なメタルブラケットと比べると、セラミックブラケットは費用的にはより高額となってしまいます。強度や耐久性という面においても、金属製のメタルブラケットには劣ってしまうのが否めません。またお皿やコーヒーカップなどと同じ陶器ですので、稀に割れてしまうということもありえます。
また強度という点に関連して、金属製のメタルブラケットは強度に優れるため、その分装置をより小型かつ薄く造ることができるので、口内に装着した際の違和感や異物感をより小さくできるという特性があります。一方、セラミックブラケットは強度では金属製に及ばないため、その分大きさや厚みを持たせる必要があり、その結果として口内装着時に、より違和感や異物感を感じやすくなりがちです。
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あいおい歯科新宿駅西口医院の
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東京ビアンコ歯科・矯正歯科
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初回相談 | 3,300円 |
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治療機器 | CT/マイクロスコープ |
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川口歯科診療所の
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