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矯正治療は、子供がしているイメージがありますが、大人でも可能です。大人の矯正治療について、メリットやデメリット、スタート時期、注意点などをお伝えします。
歯列矯正は子供の頃にするイメージがあるかもしれません。しかし、大人になってからでも矯正治療は受けられます。
大人の矯正治療は、見た目の問題がハードルになりがちです。人前に出る仕事の場合は、よく見かける金具の矯正装置に抵抗を感じる人も少なくないでしょう。しかし、矯正装置には、金属製のものだけではなく、透明のブラケット・ワイヤーもあります。大事なときには外せるマウスピースもあります。目立たないマウスピースのインビザラインなら、仕事をしている大人でも抵抗なく矯正治療できるでしょう。
大人になってから矯正治療をすると、メリットがたくさん。中でも大きなメリットを3つ紹介します。
歯並びが良いと、見た目が美しくなります。歯の並び方が美しいだけではなく、顎や口周りの骨格も整うので、出っ歯がなくなるなど、顔つきが良くなるでしょう。
歯を見せて笑えて、笑顔に自信が持てます。
人前で話すことが多い人は、自信を持ってハキハキ話すことで仕事にも良い影響があるかもしれません。
歯並びが悪いと、歯磨きで行き届かない部分が出てしまい、虫歯や歯周病のリスクがあります。矯正の一番大きなメリットは、矯正して歯並びが整うことで、お手入れがきちんとできき、虫歯や歯周病のリスクが軽減することだと言えるでしょう。
歯並びが悪いとお手入れが行き届かず、歯の間にカスがたまり、口臭の原因にもなりかねません。矯正するとお手入れがしやすいので、口臭も軽減できます。
大人の矯正治療は、メリットがたくさんありますが、良いことばかりではありません。ここでは、大人が矯正治療をするデメリットを紹介します。
矯正治療のデメリットとして、大人の多くが気にするのは、見た目かもしれません。
矯正装置は、基本的に一日中つけておかなければいけないので、どうしても矯正しているということは周りに分かります。歯の裏に装着したり、透明で目立たないものを選択したりと審美性を損なわずに矯正する方法もありますが、料金は高くなるでしょう。
矯正後は、虫歯や歯周病のリスクが軽減するのがメリットです。しかし、矯正治療中は、装置をつけているため、逆に虫歯や歯周病のリスクがあります。より丁寧なお手入れが必要です。
歯を動かしていくので、動かしたあと数日は痛いです。この痛みには徐々に慣れますが、痛いという覚悟は必要かもしれません。痛みの感じ方には個人差があるので、何ともない人もいます。口の中に異物を装着しているので、痛みはなくても、違和感はあるでしょう。
また、治療をしていく中で、装置が当たって痛いこともあるかもしれません。対処はできるので医師と相談しながら進めていくのが大切です。
大人になると歯は生えそろって固定されているので、子供よりは動かすのに時間がかかります。矯正治療の期間は長くなると考えておきましょう。
子供の場合は歯の生え変わりの時期などの兼ね合いがあります。しかし、大人はいつはじめても問題ありません。もちろん、早くスタートすれば、早く終わり、きれいな歯並びで過ごせる時間が増えます。歯並びが整っていると虫歯や歯周病のリスクも減らせるので、大人の矯正は、早いほど良いでしょう。いつまでに矯正終了したいかという目標に合わせてスタートするのもおすすめです。
矯正治療にかかる期間は、矯正治療をしている期間はもちろん、歯の位置を固定するための保定期間も必要です。期間は長く、全体の矯正だと2~3年かかります。部分矯正では、半年~1年で終了するかもしれません。矯正治療期間は、歯の状態や動かす範囲によって異なります。少なくとも、2~3ヶ月で終了するものではないことは覚悟してください。
矯正治療にかかる費用は、使う矯正装置によって差があります。
矯正治療に必要な装置は、矯正装置と保定装置です。一般的な金具のワイヤー矯正の場合は、約800,000円~約1,200,000円が相場。審美性の高い装置になると、もっと高額になります。保定装置は約5,000円〜約60,000円です。
初回は、診察とカウンセリング料金に約5,000円、通院の都度かかる処置料と保定期間の診察料で約10,000円~約65,000円かかります。
費用の相場としては、全体で900,000円~1,300,000円ほどです。
保険が適用されないので、全額自己負担。メディカルローンやクレジットカード払いに対応しているクリニックが多いです。処置の都度払っていると、想定以上に費用がかかってしまうというトラブルになりやすいので、総額で費用を提示するクリニックが多くなっている傾向があります。
大人が矯正治療を受けるときは、いくつか注意点があります。大人は、仕事やライフスタイルによって、自分の判断で矯正治療を受けるので、自分で管理しないと時間がかかってしまうことになりまねません。
矯正治療中は、装置着用の時間や通院ペースはしっかり守りましょう。仕事で忙しいときや会食の予定など、自分の都合で装置を外してしまうと、矯正治療期間が延びてしまいます。
矯正治療完了しても、すぐには歯の固定はやめられません。保定期間が必ずいります。治療が済んだからもういいやと固定装置をつけないでいると、後戻りをしてしまい、最初から矯正をやり直しということにもなりかねません。矯正治療は、保定期間までです。
装置をつけているので、いつも以上に丁寧に歯を磨く必要があります。虫歯や歯周病になると、矯正治療を中断しなければならず、治療期間が延びてしまうので、注意してください。
思わぬトラブルを防ぐためには、追加費用の有無や後戻りした場合の対応について確認しておきましょう。また、矯正方法のメリット・デメリットを理解して、納得してから矯正治療をスタートすることも大切です。
新宿で矯正歯科を探している方に、ここでは、マウスピース矯正が可能で土日診療ができ、デンタルローンを導入している矯正治療に適した厳選クリニックを3院を紹介します。(2021年3月時点)
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
あいおい歯科新宿駅西口医院の
電話予約はこちら
10:00-19:00(年中無休)
TEL:03-6279-4648
初回相談 | 無料 |
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治療機器 | iTero/CT |
予約 | 電話予約 |
東京ビアンコ歯科・矯正歯科
新宿院の電話予約はこちら
11:00-20:00(土日は16時まで)
TEL:03-5937-1548
初回相談 | 3,300円 |
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治療機器 | CT/マイクロスコープ |
予約 | ネット・電話予約 (ネットは24時間予約可) |
川口歯科診療所の
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